こんにちは。じっくリッチ研究所@所長の松本久慶です。
この記事を読んでいる方は、「頭のいい人ってどんな定義で特徴があるんだろう?」とか「頭が良くなりたいけど、どうしたらいいの?」などと考えている方が多いと思います。
必ず学校や職場に「この人、頭いいなあ。」「この人には絶対かなわない!」と思う人がいるものです。彼ら彼女はどういった考え方や習慣を持って生活しているのか気になりますよね。
そこで、今回は「頭がいい人」の定義や共通点・特徴に加えて、彼ら彼女らの読書習慣から趣味まで調査してみました。
「頭がいい」と一言に言っても、人それぞれに適した方法があると思いますので、これをやれば絶対に頭が良くなるといった方法は無いですが、何か一つでも参考になるものがあれば是非実践してみてくださいね。
頭がいい人とは?
そもそも「頭がいい」って何でしょうか?
一般的に勉強が出来たり、学歴が高い人のことを頭がいいと言ったりしますが、一概にそうとも言えないですよね。職場にも学歴は高いけれど「うーん。」という人は沢山いると思います。
これは正確な定義を示すのは非常に難しいですが、私がこれまで見てきた人の中で「頭がいいなあ」と思った人は、以下の2つの力が高いと感じております。
①本質を見抜く力
②歴史・文化などの教養力
本質を見抜く力というのは、問題の論点をすぐに見極められる力です。本質をすぐにつかむことが出来るので、瞬時に物事を判断することが出来ます。また物事の本質を理解しているので、一見すると全然違う事柄の問題にぶつかったときも、以前の実体験を元に解決することが出来たりします。
これは数学的思考力といったりもしますが、物事を抽象的に捉えることが出来るので、複数の事象を一つのパターンで認識することが出来るんですね。なので、本質を見抜く力がある人は正解を辿り着くためにかかる時間がとても短いです。
今は情報化社会で非常に変化の激しい時代ですから、多くの人に方向性を示す必要のあるリーダーにとっては不可欠な力だと言えますね。
そして、もう一つが歴史・文化などの教養力です。先ほどの本質を見抜く力が「合理的」なものだとすれば、こちらは「感情的」なものといった部分でしょうか。
人間や社会は必ずしも合理的に動くとは限りません。やはり最後に人間や社会が動くものって「感情的」な部分が大きいと思います。そんなときには、歴史や文化などの教養力が大事になってきます。歴史は繰り返すなんていいますから、世の中の動く仕組みや人の動く仕組みを理解するには、特に歴史への知見が役に立ちます。
総じて、頭がいいなあと感じる人は生きた教養を持っていることが多いです。そうした教養によって、総合的に物事を判断することが出来るから、間違った方向に進むことも少ないのかなと思います。
なかなか、「頭のいい人」の定義を一言ではいい表せませんが、「本質を見抜く力」と「歴史・文化などの教養力」の高い人が多いかなと感じています。
ただ、そういった力をどうしたら身につけたらいいか分かりませんよね。「本質を見抜く力」と「歴史・文化などの教養力」って言われても抽象的で分かりにくいですし(笑)
そこで具体的に「頭のいい人」がどういった行動をとり、どんな習慣を持っているのかを次で見ていきましょう。
頭がいい人の共通点や特徴は?行動パターンや習慣もチェックしよう
ここでは、私が頭がいいなと感じる人の共通点や特徴、行動パターンや習慣を挙げてみたいと思います。人それぞれ向き不向きがありますから、全て真似する必要はないですが、参考になる部分もあると思いますよ。
好奇心が旺盛である
頭のいい人の特徴として、「好奇心」というのは切っても切り離せないでしょう。色々なことに興味をもって生活を送っている人が非常に多いです。
何にでも興味をもって行動するから、色々な知見や教養が溜まっていき、斬新なアイデアも自然と生まれてくるのだと思います。結果として多くの物事に対して疑問を抱き、自分の頭で考えるので、本質を見抜く力も自然に養われます。
普段、自分の興味のあること以外には手を出さないという方は、一度全く興味のない分野に触れてみると意外な発見があるかもしれませんね。帰り道を少し別のルートにしてみる、といった小さなことから始めてみても面白いと思いますよ。
数字に置き換えて考える
頭のいい人は物事を数字に置き換えて考えます。経営者や優秀なスポーツ選手などを見れば、常に自身の目標を数値化して管理していたりしますよね。
ただ漠然と行動しても結果は出ません。より具体的に数字に落とし込むことで、今やるべきことが明確になり、自然と成功を手繰り寄せることが出来ます。
例えば、ブログで月収100万円達成したいと思うのであれば、漠然と記事を量産するのではなく、1記事あたりの報酬見込を仮説として設定して、いつまでにどういった記事を何記事投稿する必要があるのかを、先に決めてから始めるといった具合ですね。
日々の行動を数値化する習慣のない人は、ちょっとしたことからでも数字に置き換えて考えてみると、いい結果が生まれるかもしれませんよ。
読書量が多い
とにかく頭のいい人というのは、まず間違いなく読書を習慣化しています。「頭がいいなあ」と思う人で、読書をしていない人を見たことがありません。大抵、雑誌などの経営者紹介の趣味の欄には「読書」って書いてあることが多いですね。
よく忙しいから本を読む時間が無いないという人がいますが、有名な経営者はどんなに忙しくとも読書する時間を確保しています。
例えば、ちょっと挙げるだけでも以下のような情報があります。どの方も普通の人よりも忙しそうな方ばかりですよね。
<ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)>
どんなに忙しくとも毎日寝る前に1時間読書する時間を設けている。
<柳井正(ファーストリテイリング社長)>
16時には仕事を切り上げて、自由な時間の大半を読書時間にあてている。
<孫正義(ソフトバンクグループ創業者)>
慢性肝炎という病気で3年半程入院していた際に読んだ本が4000冊。
<芦田愛菜(元子役・女優・タレント)>
小学生の頃から年間300冊以上の読書量。
暇になったら本を読むのではなく、読書する時間を最初から設けていて、習慣にしているんですね。
以下のとおり実際に読書量と年収には比例関係にあるというデータもあるそうです。
PRESIDENTという雑誌が年収ランクと読書量の関連性に関するデータを発表していました。
ごく限られた対象者にアンケートした結果のようですが、それによると、年収500万円から800万円クラスの人は、一日当たり平均5~30分間の読書をしており、1500万円以上の人は毎日平均30分以上の読書をしているそうです。
ただ、漠然と読書した方がいい、と言われても、これまで読書する経験が無かった人にとっては、何から読んだらいいか分からないですよね。苦痛で読んでも、頭が良くなることはありません。
なので読書が苦手な人は、自分の好きな本から読んでみてはいかがでしょうか。最初は何でもいいと思います。本屋にいってみて、ちょっと面白そうだなと思う本を読んでみることをオススメします。
よく古典や哲学書を読むべきだという情報もありますが、いきなりそこに手を出すと挫折する可能性が非常に高いので(笑)
人脈が豊富
頭がいいと思う人は、非常に人脈が豊富だと感じることも多いですね。「え、そんな人とも繋がっているの?」と思う人が結構いたります。
もちろん偶然知り合いになるケースもありますが、総じて戦略的に色々な人と会う機会を増やしているケースが多いです。業界や年齢、職種を問わず様々な価値観を積極的に取り入れている感じですね。
自分とは違った感覚を取り入れることで、自身の感性を磨くことに繋がり、結果として頭も良くなっていくのでしょう。
ただ、人付き合いが苦手な人もいますからね。そこは無理にやらなくてもいいと思います。
無理して疲れてしまっては本末転倒なので。興味のある人のブログを読んでみたり、メッセージを送ってみたりするところから始めても、面白い出会いがあったり新しい人脈が出来るかもしれませんよ。
旅行や映画が趣味
これは勝手な見解ですが、頭のいい人は趣味に、旅行や映画と挙げる人が多いかなという印象です。趣味なので、別に好きなら何でもいいとは思いますが(笑)
ただ、旅行や映画って、歴史や文化に触れる機会が多いですから、必然的に先に挙げた「歴史・文化などの教養力」が磨かれるのかなと思います。話題も増えますしね。
特に旅行については、色々なことを想定しつつ計画を立てて日程を組んだりするのは、論理的思考力を養うことにも繋がっているかもしれません。
無趣味だという人は先ほど挙げた読書に加えて、旅行・映画を取り入れてもいいかもしれませんね。また、以下の記事も参考にして頂けると嬉しいです。
【趣味が無い方へ】無趣味でも夢中になれる事の見つけ方!実際に心も体もリッチになった休日・週末の過ごし方とは?
以上、頭がいい人の定義や共通点・特徴などを見てきましたが、いかがだったでしょうか。
私の私見も多分に含まれていると思いますので、参考になる部分だけを実践して頂けたらと思います。他にこれをやったら「頭がよくなった!」などの情報がありましたら教えて頂けると嬉しいです。
豊かな人生を歩んでいくためにも、無理なく楽しく頭も鍛えていきましょう。
まとめ
・頭がいい人の定義は「本質を見抜く力」と「歴史・文化などの教養力」が高い人だと考えます。
・頭がいい人の具体的な特徴や共通点としては、「好奇心旺盛」「数字で思考する」「読書量が多い」「人脈が豊富」「旅行や映画が趣味」といったことが挙げられます。
・人には向き不向きがあるので、実践できていないものがあれば、出来るものから少しずつ取り入れていきましょう。きっと新しい発見があると思いますよ!